4コマ漫画を描くのにあると便利な物
4コマ漫画を描くには、最低限、紙と鉛筆が必要です。そう、道具は必需品なのです。ストーリーは簡潔でも絵を描くのですから。でも紙と鉛筆ってどんなものを使えばいいの?と誰でも深く考えてしまいます。もし、プロになることをお考えであれば、それなりの道具、例えば紙といっても本格的な上質紙、ケント紙が基本となりますが、最初のうちはノートやコピー用紙でも構いません。描きなおす作業が前提で、鉛筆かシャープペンと消しゴムも必要です。必ず、この材料という物はなく、自分らしさを重視し、オリジナルの4コマ漫画を作成することを心がけましょう。そのほうがインパクトが伝わります。例えば、細めの筆ペンや炙り出しで描いた4コマ漫画なんてあまり見たことがありませんね。これという決まりはないので、おもしろく、ちゃんと伝われば良いのです。まずは練習して実際に何か描いてみましょう。実際にあった出来事や、こうなったらいいのに、毎日の子育て日記、ペットの観察、素朴な内容でも何でも構いません。描いているうちに何となく、こうしたらいいかも、こうしてみようと感じるはずです。
ノートに描いてみた、定規で4マスを作って絵をあてはめてみた、何だか描きにくい、この紙じゃないほうがいいな、鉛筆は描きにくいからシャープペンで描いてみよう。薄く鉛筆で描いた上にGペンや丸ペンでなぞってみよう、など改善したいと思うことがだいじなのです。そこからあなただけの「オリジナリティーの4コマ漫画」が誕生するのです。
それでは4コマ漫画に使える道具を紹介します。
・ 「漫画用原稿用紙」・・・デリーター漫画原稿用紙4コマ用同人誌・B5用外枠メモリ付Dタイプ135kg、アイシー4コマ漫画専用原稿用紙4コMEN(B44K-B4)、A4紙用4コマ原稿用(600dpi)
・ 「筆記用具」・・・鉛筆、シャープペン(製図用シャープペン)、Gペン、かぶらペン、丸ペン、つけペン、サインペン、ワク線引き用ペン
・ 「その他」・・・消しゴム、定規、ネーム用紙、ペン軸、インク、墨汁、修正液
ボールペンは線が細く印刷した時やブログ、ホームページにのせた時に線が消える可能性があるので練習の時以外は使わないほうが良いです。ペンは線の見た目が決まりますしタッチがペンによってかなり違いがありますので描き心地の好き嫌いが出てくるかもしれません。最初の段階ではすべてそろえる必要はありませんが徐々に道具を増やして行けば良いのです。ちなみに4コマ漫画の筆記用具は「黒」が基本です。カラーの場合は違ってきます。黒く塗る部分などに筆ペンを使用すると便利です。
100円ショップでも文房具は購入できますが、文房具専門店や画材屋さんへ足を運ぶと専用の道具がそろっております。ネットでも購入できますが、最初は物を確認してからの購入をおすすめします。慣れてきたら同じ物をネットなどで購入すれば良いのです。