4コマ漫画を描こう!
●4コマ漫画を描く前の準備と練習
4コマ漫画を描くにはまず、最初にすることは道具を準備しないとはじまりません。ここでは簡単に行える、テンプレートでダウンロードした4コマの紙を利用します。このマスに絵とセリフを描きこめば4コマ漫画が出来上がります。紙が準備できたら今度は鉛筆です。シャープペンシルでも良いですが、最初は何度も書きなおすと思いますのでBや2Bの鉛筆がおすすめです。サインペンでも構いません。丸ペンやGペンなどは慣れてから使いこなす方法をおすすめします。パソコンで無料のお絵かきソフトをインストールして描くことも出来ますが、最初は紙と鉛筆からはじめた方がキャラクターや登場人物を決めやすいので自分でイメージしながら何度もいたずら書きをする感じで楽しく描いてみましょう。線を描くのも練習次第でリアルなキャラクターが描けるようになってきます。ぬり絵のフチをなぞるように何かのキャラクターのフチをなぞる練習も効果的です。とにかく描くことに慣れっこになるのが大切なのです。
さあ、絵の線に自信が出てきたら、次はキャラクターを決めましょう。主人公です。動物でも自分自身でも家族の誰かでも構いません。作り上げた人物でもOK。髪型や体系に特徴をつけると面白いストーリーになりやすく、オチが作りやすいのでおすすめです。例えば顔が大きいキャラクターや肩幅が異常に広い人物、食いしん坊の小太りなど何でも構いません。
●タイトルは最後に
タイトルを入れる1番上の段がありますが、あえてそこは空欄にしておきます。タイトルは4コマ漫画が完成してから決めた方がリアルで面白いタイトルに仕上がるからです。
●4コマ漫画のストーリーは「起承転結」
4コマ漫画のストーリーは「起承転結」が基本になります。
1コマ目が【起】でストーリーのはじめのきっかけの場面を描き入れます。適当にキャラクターを作り上げてストーリーを深く考えないで絵を描いてみましょう。自分の子供に特徴を加えて描いてみてもOK。絵が下手でもそれがまた味が出て面白みが沸いてきます。(子供が摘んだ四葉のクローバーを食卓テーブルに飾ってあるとします。)
2コマ目は【承】で【起】の続きを発展させます。同じような絵でも構いません。1コマ目のストーリーの続きを描き入れます。(パパが飲み会から帰ってきて間違ってカイワレ大根と間違って食べて吐き出した絵を描き入れたとします。)
3コマ目は【転】はオチの前の山場。オチを読まれないように注意です。(次の日、子供がそれを知って大泣き。パパは子供にお弁当を持ってピクニックに行こうと約束。そんなあせってるパパの絵を描き入れます。)
4コマ目は【結】はオチです。クスッと笑える内容です。(子供は四葉のクローバーを食べてくれたパパに感謝。幸せが飛んできたようなオチにします。)
ネタは普段の日常的なストーリーが好まれます。サザエさんのようなほのぼの系のストーリーです。普段から自分がクスッと笑ってしまうような出来事を絵に描けば良いのです。絵が下手でも「起承転結」があればそれなりの4コマ漫画に仕上がるのです。慣れてくると簡単ですので取り合えず、1つストーリーを考えて描いてみましょう。